WEBデザイナー転職・広告代理店時代
私は古参のアラフォー現役WEBデザイナー。
古参も古参、最古参の1996年創業だから、始めてもう18年にもなる。
当時といえば、日本に商用インターネットが入って来た丁度その頃。
よくそんな古い昔から仕事があったもんだと驚かれるむきもあるかもしれないが、不思議と仕事が舞い込んできていたから我ながらびっくりだ。
当時の作業っぷりはと言えば、オンザジョブトレーニングも甚だしく、いきなり仕事が先に舞い込み、まだろくにタグ打ちすらできなかった私が、インターネット雑誌の付録を教科書にして、一個一個タグ打ちを覚えて、制作物を納品しながら覚えたもんだ。
今にして思えば乱暴な話だ。
その頃のWEB制作料の相場もいい加減なもので、まずできる人がいなかったものだから、相当ぼったくっていた覚えがある。
扱うソフトも見よう見まね。元来広告マンだった私は、原稿のライティングはできるが、Macの扱いはからっきしだった。
フォトショップ3.0もマニュアルも見ずにいきなり使ってたからこれまた乱暴。
しかしマニュアル無しで扱えるのが、Macの不思議なところでもある。
フォトショップ3.0がなんとか使えるようになったのは良いが、GIFとJPGの使い分けすら知らなかったからいい加減なものだ。
それでもどうにか仕事になっていたから、不思議な時代だったわけだ。
アニメの制作といえば、FLASHなんて便利なツールはないわけだから、アニメは全部GIFビルダーで作っていた。
仕事も今のように分業化されてなかったから、取材、撮影、ライティング、デザイン、企画に至るまで全ての作業を一人でやらないといけない。
当時はそれが当たり前だった。
ブラウザなど、Netscape唯一つをクリアすれば問題なし。まだIEなんて厄介なものも登場してなかったからね。
ウィンドウズのバージョンは3.1で、当時はほぼ事務機だった時代。マイクロソフト自体がインターネットビジネスに参入してなかったからね。
当時のインターネット業界は、AppleとAdobeとNetscapeの独壇場だった時代。
Yahooは草創期から存在してたが、まだ収益化する前の時代だった。
私と同じように、そんな昔からWEBデザイナーをやっている人を他に見つけた。
その人のサイトをここにメモしておこうか。
記事のタイトルは、WEBデザイナー転職・広告代理店時代。
覚え書きとして、このブログにメモしておこう。